トヨタライズはダメ?欠点と後悔しない選び方を解説

トヨタライズはダメ?欠点と後悔しない選び方を解説

トヨタライズの購入を検討しているものの、「トヨタライズはダメ」という評判を目にして、不安を感じている方もいるのではないでしょうか。特に、長距離を運転すると疲れる、乗り心地がひどい、路面の凹凸で想像以上に揺れるといった声や、設計上の欠点、さらには過去の不具合報告を見ると、本当に購入して良いものか迷いますよね。

しかし、多くの方に選ばれている人気車種であることも事実です。ネガティブな情報だけで判断してしまうと、あなたにとって最適な一台を見逃すことになりかねません。

この記事では、ライズが「ダメ」と言われる理由を多角的に掘り下げるとともに、その魅力や後悔しないための選び方まで、専門的な視点から詳しく解説します。

記事のポイント

トヨタライズが「ダメ」と言われる具体的な理由
乗り心地や内装に関するユーザー評価の真相
過去にあった不具合やリコールの詳細な内容
購入後に後悔しないための賢い選び方のポイント

 

    トヨタライズがダメと言われる理由を徹底検証

    長距離運転で疲れると言われる乗り心地
    路面の凹凸で揺れるサスペンション設定
    内装の質感がひどいという口コミは本当か
    価格相応?ライズが持つ構造上の欠点
    過去にあった不具合報告とリコールの内容

    長距離運転で疲れると言われる乗り心地

    Japanese Car styleイメージ

    ライズで長距離を運転すると疲れる、という意見が見られますが、これには車の設計思想が関係しています。ライズは、街中でのきびきびとした走行性能や安定性を重視しているため、サスペンションが比較的硬めに設定されています。このため、高速道路の継ぎ目や舗装の荒れた路面では、振動や突き上げ感をダイレクトに感じやすく、長時間の運転では疲労につながることがあります。

    また、一部のドライバーからは、シートのクッション性やホールド感について物足りなさを指摘する声も挙がっています。さらに、ステアリングの調整機能に、ハンドルの前後位置を調整するテレスコピック機能が備わっていない点も、最適なドライビングポジションを取りにくい一因となり、長距離運転時の疲労感に影響を与える可能性があります。

    加えて、高速走行時にはエンジン音やロードノイズ、風切り音が車内に伝わりやすいという評価もあります。これらの音が重なることで、ドライバーが知らず知らずのうちにストレスを感じ、疲れやすくなることも考えられます。

    これらの点から、ライズは長距離の高速巡航を頻繁に行うユーザーよりも、日常的な街乗りをメインとするユーザーにとって、より快適性を感じやすい車であると言えるかもしれません。

    路面の凹凸で揺れるサスペンション設定

    Japanese Car styleイメージ

    ライズの乗り心地が硬く、路面の凹凸で揺れると感じる主な原因は、そのサスペンション設定にあります。ライズは、コンパクトSUVとして軽快なハンドリングとコーナリング時の安定性を高める目的で、硬めの足回りを採用しています。この設定により、カーブなどでは車体の傾きが抑えられ、安定した走行が可能になるというメリットが生まれます。

    その一方で、硬いサスペンションは路面からの衝撃を吸収しきれず、特に舗装が荒れた道や段差を乗り越える際に、ゴツゴツとした突き上げ感として乗員に伝わりやすくなります。これが「揺れる」と感じる原因です。

    また、車体の軽量化も乗り心地に影響を与える一因です。燃費性能の向上に貢献する軽量なボディは、物理的に路面からの衝撃を抑え込む力が弱くなる傾向にあります。重量のある車が衝撃をドッシリと受け止めるのに対し、軽い車体では衝撃が吸収されにくく、揺れが大きく感じられることがあります。

    この乗り心地の特性は、ライズがコストパフォーマンスと走行安定性のバランスを追求した結果とも言えます。街乗り中心であればそれほど気にならないかもしれませんが、乗り心地の良さを最優先する方にとっては、デメリットに感じられる部分でしょう。

    内装の質感がひどいという口コミは本当か

    Japanese Car styleイメージ

    ライズの内装に対して「質感がひどい」「チープだ」という厳しい評価が見られますが、これは主にコストを抑えるために採用されている素材に起因します。ダッシュボードやドアトリムなど、内装の多くの部分に硬質なプラスチック素材が使われており、これが安価な印象を与えてしまうようです。

    特に、上位クラスの車種や質感にこだわった車から乗り換えた場合、その差を顕著に感じてしまうかもしれません。また、デザイン自体も加飾が少ないシンプルなものであるため、「個性がない」「味気ない」と感じるユーザーもいるようです。

    しかし、この内装を別の視点から見ると、実用性を重視した結果であると捉えることができます。例えば、スイッチ類のレイアウトは直感的に操作しやすいように配置されており、初めて乗る人でも迷うことは少ないでしょう。また、プラスチック素材は汚れが付きにくく、拭き取りやすいというメンテナンス上のメリットもあります。

    このように、ライズの内装は高級感を求めるユーザーには物足りないかもしれませんが、機能性や使いやすさを重視するユーザーにとっては、十分に合理的で満足できる設計だと考えられます。購入を検討する際は、実車を見て、自分の価値観に合うかどうかを確かめることが大切です。

    価格相応?ライズが持つ構造上の欠点

    Japanese Car styleイメージ

    ライズが持ついくつかの欠点は、そのコストパフォーマンスを重視した車両価格と密接に関連しています。多くのユーザーに手の届きやすい価格を実現するために、一部の装備や機能が簡略化されている点は、購入前に理解しておくべきポイントです。

    例えば、兄弟車であるダイハツ「ロッキー」と比較すると、最も安価なエントリーグレードの価格設定がライズの方が若干高くなっています。装備に大きな差がないため、コストを最優先するユーザーにとってはデメリットと感じられるかもしれません。

    また、近年のトヨタ車に標準装備されることが多いディスプレイオーディオが、ライズでは全グレードでオプション設定となっています。「トヨタ車なら標準で付いているはず」という思い込みで購入すると、後悔につながる可能性があります。

    さらに、構造上の欠点として、ハイブリッド車に4WDの設定がないことが挙げられます。燃費性能に優れたハイブリッドの恩恵を受けたいけれど、降雪地域に住んでいるため4WDが必須、というユーザーのニーズには応えられていないのが現状です。

    これらの点は、価格を抑えつつコンパクトSUV市場での競争力を高めるための戦略的な選択の結果と見ることができます。したがって、これらを「欠点」と捉えるかどうかは、ユーザーが車に何を求めるかによって変わってくると言えます。

    気になるDAIHATSUロッキーも選択肢の一つとして参考にしてください。
    ダイハツロッキー 購入額 維持費から見る後悔しない買い方ガイド

    過去にあった不具合報告とリコールの内容

    車の購入を検討する際、過去の不具合やリコールの情報は気になる点のひとつです。ライズに関しても、いくつかの不具合報告やリコールが国土交通省に届け出られています。

    エアバッグコンピュータのリコール

    2023年2月には、エアバッグコンピュータに関するリコールが発表されました。これは、コンデンサの製造工程が不適切であったために内部ショートが発生し、衝突時にエアバッグやシートベルトプリテンショナが正常に作動しないおそれがあるというものです。対象となったのは令和4年11月から12月に生産された一部車両で、改善措置として全車両のエアバッグコンピュータが良品と交換されました。

    フロントカメラの不具合に関する無料修理

    また、フロントカメラに関する無料修理の対応も発表されています。これは、急発進や段差の走行などを繰り返すことでカメラの端子が異常摩耗し、パノラミックビューモニターに車両前方の映像が映らなくなることがあるというものです。この現象については、保証期間が延長され、走行距離にかかわらず無料でフロントカメラの交換が受けられるようになっています。

    このほか、ユーザーからはバッテリー上がりに関連すると思われる電子的な不具合報告なども見られます。

    これらの情報を見ると不安に感じるかもしれませんが、重要なのは、メーカーが問題点を把握し、リコールや修理といった形で適切に対応していることです。中古車を検討する際には、これらのリコール対応がきちんと実施されているかを確認することが大切になります。

    トヨタライズはダメじゃない!後悔しない選び方

    コンパクトで小回りが利く運転のしやすさ
    SUVらしいタフなエクステリアデザイン
    クラス最高レベルのハイブリッド燃費性能
    自分に合ったグレード選びが重要
    兄弟車ロッキーとの違いを比較検討
    トヨタライズがダメかは特徴の理解次第

    コンパクトで小回りが利く運転のしやすさ

    Japanese Car styleイメージ

    ライズが多くのユーザーから支持される大きな理由の一つに、その卓越した運転のしやすさが挙げられます。全長は約4メートル、全幅は1.7メートル未満に抑えられた5ナンバーサイズであり、日本の狭い道路事情に非常にマッチしています。

    このコンパクトなボディサイズのおかげで、入り組んだ市街地の道や、スーパーの駐車場などでも取り回しに苦労することは少ないでしょう。最小回転半径はグレードによりますが5.0m以下と小さく、Uターンや縦列駐車もスムーズに行えます。

    また、SUVならではの高いアイポイント(視点の高さ)により、前方の見通しが良く、周囲の交通状況を把握しやすいのも特長です。これにより、運転に慣れていない方や、大きい車からの乗り換えに不安がある方でも、安心してハンドルを握ることができます。

    前述の通り、乗り心地の硬さといった点はありますが、日常的な買い物や送迎といった「街乗り」がメインの使い方であれば、この運転のしやすさは何物にも代えがたい大きなメリットとなります。運転ストレスが少ないことは、安全で快適なカーライフの基本と言えるでしょう。

    SUVらしいタフなエクステリアデザイン

    Japanese Car styleイメージ

    ライズの魅力として、コンパクトなサイズ感でありながら、本格的なSUVを思わせる力強くタフなエクステリアデザインを挙げる声が多くあります。近年のSUVが都会的で流麗なデザインに向かう中で、ライズは角張ったボディラインと存在感のあるデザインで個性を放っています。

    特に、大きく口を開けたようなフロントグリルと、シャープなヘッドライトが組み合わさったフロントマスクは、力強さと精悍さを演出しています。また、17インチの大径タイヤと樹脂製のフェンダーアーチモールが、足回りのたくましさを強調し、車全体の存在感を高めています。

    このデザインは、「RAV4」のような兄貴分のSUVが持つワイルドな雰囲気を凝縮したもので、所有する満足感を満たしてくれます。タフでカッコいいSUVに乗りたいけれど、大きなボディサイズや価格は 부담に感じる、というユーザーにとって、ライズのデザインは非常に魅力的な選択肢となるはずです。

    デザインの好みは人それぞれですが、このSUVらしい骨太なデザインは、ライズの大きな強みの一つであることは間違いありません。

    クラス最高レベルのハイブリッド燃費性能

    維持費を考える上で非常に重要な燃費性能において、ライズは、特にハイブリッドモデルで優れた数値を実現しています。2021年のマイナーチェンジで追加されたハイブリッド車には、「e-SMART HYBRID」という新開発のシリーズハイブリッドシステムが搭載されました。

    このシステムは、エンジンを発電に専念させ、その電力でモーターを駆動して走行する仕組みです。これにより、WLTCモードで28.0km/Lという、コンパクトSUVクラスでトップレベルの低燃費を達成しています(2021年11月時点)。

    ガソリン代の高騰が続く昨今、この燃費の良さは家計にとって大きな助けとなります。ガソリン車と比較すると車両本体価格は高くなりますが、年間の走行距離が多いユーザーであれば、燃料費の差額で十分に元が取れる可能性もあります。

    また、ハイブリッドシステムは燃費だけでなく、走行性能にも貢献します。モーター駆動ならではの静かでスムーズな発進や、力強い加速は、街中での運転をより快適なものにしてくれます。燃費性能と走行フィールの両方を高いレベルで両立している点は、ライズの大きなメリットと言えます。

    駆動方式 エンジン WLTCモード燃費
    2WD 1.2L ハイブリッド 28.0km/L
    2WD 1.2L ガソリン 20.7km/L
    4WD 1.0L ターボガソリン 17.4km/L

    ※上記は2024年8月時点での公式サイト情報を基にした参考値です。

    自分に合ったグレード選びが重要

    ライズの購入で後悔しないためには、自分の使い方や予算に合ったグレードを慎重に選ぶことが極めて大切になります。ライズには複数のグレードが設定されており、それぞれで標準装備の内容や価格が大きく異なるため、見た目や価格だけで安易に決めると「こんなはずではなかった」ということになりかねません。

    例えば、最も安価な「X」グレードは価格が魅力的ですが、衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全装備「スマートアシスト」が標準装備されていません(オプション設定)。安全性を重視するならば、スマートアシストが標準装備となる「G」グレード以上を選ぶ必要があります。

    また、高速道路を頻繁に利用するなら、全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)やレーンキープコントロールが備わるグレードが運転の負担を軽減してくれます。これらの先進運転支援システムも、グレードによって設定が異なります。

    内装の質感や快適装備もグレードによって差があります。上位グレードの「Z」では、デジタルメーターや装飾パネルが採用され、質感が向上します。自分がどの装備を必要とし、どこまでなら妥協できるのかを明確にした上で、各グレードの見積もりを比較検討することが、満足度の高い選択につながる鍵となります。

    兄弟車ロッキーとの違いを比較検討

    ライズを検討する上で、兄弟車であるダイハツ「ロッキー」の存在は無視できません。ライズとロッキーは、プラットフォームやエンジンといった基本骨格を共有しており、言ってしまえば中身はほぼ同じ車です。しかし、いくつかの点で違いがあり、比較検討することで、より自分に合った一台を見つけられる可能性があります。

    最も分かりやすい違いは、エクステリアデザイン、特にフロントマスクです。ライズがトヨタのデザインテーマに沿った大きめのグリルで力強さを表現しているのに対し、ロッキーはよりシャープで六角形のグリルが特徴的なデザインとなっています。

    また、前述の通り、エントリーグレードの車両本体価格を比較すると、ライズの方がロッキーよりも数万円高く設定されています。走行性能や燃費に差はないため、少しでも初期費用を抑えたい方で、特にトヨタブランドにこだわりがなければ、ロッキーは非常に有力な選択肢となります。ただし、上位グレードになると価格差が逆転する場合もあるため、注意が必要です。

    装備面でも細かな違いが見られます。購入を検討する際には、両方のディーラーでカタログをもらい、見積もりを取って、デザインの好みや価格、装備内容を総合的に比較することをおすすめします。

    トヨタライズがダメかは特徴の理解次第

    ここまで見てきたように、トヨタライズには「ダメ」と言われる側面と、それを上回る多くの魅力が存在します。この記事の要点をまとめます。

    • ライズの乗り心地は硬めで、路面の凹凸を拾いやすく長距離では疲れやすいと感じる人がいる

    • 安定走行を重視した硬めのサスペンション設定が、突き上げ感や揺れの原因となっている

    • 内装はプラスチック素材が多く、質感を重視する人からはチープという評価を受けることがある

    • 一方で、内装は機能的で扱いやすく、実用性を重視する層には合理的と捉えられている

    • コストパフォーマンスを追求した結果、一部の先進装備がオプション設定になっている

    • ディスプレイオーディオや安全装備は、グレードによって標準装備かどうかが異なる

    • ハイブリッド車には4WDの設定がなく、寒冷地のユーザーには選択肢が限られる

    • 過去にはエアバッグコンピュータやフロントカメラに関する不具合報告やリコールがあった

    • メーカーはリコールや無料修理で適切に対応しており、中古車購入時は対応済みか確認が必要

    • ポジティブな面として、5ナンバーサイズのコンパクトな車体で非常に運転しやすい点が挙げられる

    • 狭い道や駐車場での取り回しが良く、運転が苦手な方にもおすすめできる

    • コンパクトながら本格SUVのような力強くタフなエクステリアデザインが人気を集めている

    • ハイブリッドモデルはクラストップレベルの低燃費を実現し、維持費の削減に貢献する

    • 購入後に後悔しないためには、自分のライフスタイルや予算に合ったグレード選びが最も重要

    • 兄弟車であるダイハツ「ロッキー」とのデザインや価格、装備の違いを比較検討することも有効な手段

    • ネガティブな評判も、その理由や背景を正しく理解すれば、自分にとって許容できるか判断できる

    • 最終的にトヨタライズがダメかどうかは、個々の価値観と、車の特徴を深く理解しているかどうかにかかっています